スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【同じタグを付けた記事の一覧】

flac.exe とコマンドラインオプション

2010年02月25日(木)07時06分

FLAC

そういうわけで、用(MP3 化)が済んだ「wav + cue + jpg」は FLAC 形式で圧縮してひとまとめにして保管しておこうというわけですが、どうせバッチファイルかスクリプトでまとめて作業すると思うので、例によって flac.exe のコマンドラインオプションについて調べました。

基本

余計なものが何もない、単体の WAVE ファイルの場合は「flac.exe -f --delete-input-file -8 --replay-gain "FileName.wav"」というところでしょうか。
「-f」は強制上書きで、既に同名の「~.flac」が存在しても上書きし、「--delete-input-file」は「~.flac」生成後に、元の WAVE ファイルを削除します。
「-8」は圧縮率で、0~8まで指定することができ、大きい数字ほど時間がかかりますが圧縮率は高くなります。
エンコードなんてそう頻繁にするものでもないので、少しぐらい時間がかかっても小さくなる方がいいだろう、と。
「--replay-gain」は MP3Gain のような、音量の一定化に関するオプションですが、これ自身は音量を変更するわけではなく、単に「タグ部分に音量情報を(文字列として)記録しておく」もののようです(多分)。
ですので、再生に使うソフト(やハード)がこの値を見て音量を適切に調整する機能が付いていなければ、これを付けても意味はないとは思いますが、「対応していない場合は再生できない」というわけでもないでしょうから、「とりあえず」で付けておくことにします。

CUE シートの埋め込み その一

FLAC ファイルへの CUE シートの埋め込み方には二種類あり、その一つ目が「--cuesheet="FileName.cue"」とする方法です。
これはまさに CUE シートを埋め込むためだけに存在する専用のオプションで、普通に考えればこれを使うべき、ということになるのですが、残念なことにこれで埋め込める情報は極めて限定されており、極端に言えば WAVE ファイルの分割位置ぐらいしか記録できません。
つまり Exact Audio Copy なんかで出力した CUE シートには、アーティストや CD タイトル、リリース年、ジャンルなども書き込まれますが、これらの情報は埋め込み時にばっさり削除されます。

CUE シートの埋め込み その二

CUE シートを埋め込むもう一つの方法は「--tag-from-file="CUESHEET=FileName.cue"」とする方法で、これは文字列なら何でもタグを付けて格納しておける領域に、「CUESHEET」というタグをつけて埋め込んでおく、ということです。
これは指定された文字列をそのまま埋め込むだけですから、アーティストやタイトルその他なんでも、それどころか CUE シートですらなくてもそのまま記録されます。
そして例えば foobar2000 では、この「CUESHEET」タグの文字列を、そこに記録されたリリース年やジャンルまで含めて CUE シートとして読み込んで、楽曲情報として使用してくれます。
ただしこちら方式のネックは、別に規格として「CUE シートを埋め込むための領域」と定められているわけでは(多分)ありませんから、この領域にある「CUESHEET」タグの付いた文字列を CUE シートとして扱うかどうかは、再生に使用するソフト(やハード)にゆだねられている、という点だと思います。

CUE シートはどちらの方式で埋め込むべきか

で、一長一短ある二つ形式のどちらで埋め込むべきかといえば、まあ両方とも使って二種類埋め込んでおけばいいかと思います(共存できるようですので)。
なお、CUE シートを埋め込まずに別ファイルとして管理する場合、CUE ファイル内のファイル指定部分である「~.wev」を「~.flac」に書き換える必要があったりしますが、埋め込むファイルとして指定する CUE ファイルは、別にこの書き換えをする必要はありません。
もっとも、エンコードする時点ではまだ FLAC ファイルは存在しないわけで、存在しないファイルを指定する必要がないのは、当然といえば当然なんですが。
また、「--cuesheet」で埋め込む CUE ファイルも、わざわざアーティストや CD タイトルのような余分な情報を削除したプレーンな CUE ファイルを製作せずとも、Exact Audio Copy が出力した CUE ファイルをそのまま指定すれば、flac.exe の方で勝手に不要な情報は削除して埋め込んでくれます(だから困るんですが)。

画像ファイルの埋め込み

「--picture=」に続いて、付属情報を「|」で繋いで指定し、例えば「--picture="3|image/jpeg|||FileName.jpg"」のようになります。
付属情報は指定がない場合はデフォルトのものが使われるので、実際のところファイル名だけ指定して「--picture="||||FileName.jpg"」でも十分かと思います。
ちなみに上の例では、最初の「3」が「Cover (front)」、つまり普通のジャケット写真(表紙)のことで、実はわざわざ指定しなくてもデフォルトがこれです。
裏面なら「4」、作曲者(11)やレコーディング場所(13)なんて項目もあります。
次の「image/jpeg」は、見たまんま JPEG 画像のことで、他には「image/png」「image/gif」などを指定、次のパートは画像フォーマットの詳細?を指定するみたいですがよくわかりません。
その次は画像のサイズで「WIDTHxHEIGHTxDEPTH/COLORS」で指定することになっています。

ログファイルの埋め込み

こだわりのある方だと Exact Audio Copy のリッピング時の環境を記録したログファイルなんかも一緒に保存していたりするようですが、基本的に文字ファイルであれば「CUE シートの埋め込み その二」で使った領域に格納可能です。
つまり「--tag-from-file="LOG=FileName.log"」としておきます。
ちなみに、例えば「基本」で書いた「--replay-gain」の計算結果や、あるいは「-T」オプションで個別に埋め込んだアーティストやタイトル情報等も、全てこの領域に格納されています。

歌詞ファイルの埋め込み

これも当然「--tag-from-file="LYRICS=FileName.txt"」とすれば、少なくとも foobar2000 では歌詞として読み込んでくれます。

…くれますが、FLAC ファイル一つにつき歌詞は一つです。
つまり CUE シートに従って分割表示されているどの曲を選択しても、表示される歌詞は全て同じものになります。
それで例えば「LYRICS」タグを複数回指定して、曲数分の「LYRICS」タグを別々に埋め込んだとしても、FLAC ファイル内部では別々の領域に分けて格納されていますが、foobar2000 では全ての「LYRICS」タグをカンマで繋いで、一つの歌詞として全曲に同じものを表示します。
で、どうにか個別扱いにならないものかと、CUE シートではタイトルとアーティスト名は曲別に指定することを利用して、CUE シートの曲別情報の部分に「REM LYRICS "歌詞"」で、歌詞を一行にまとめて無理やり挿入してみましたが、さすがの foobar2000 でも無視されました。
やはりどうにもならないみたいです(ひょっとしたら何か別にちゃんとした方法があるのかもしれませんが)。

CUE シートを複数埋め込めるか

最後に「CUE シートを複数埋め込めるか」を実験してみました。
いや、「--tag-from-file」に関していえば、複数個つなげて指定すれば、例え同じタグで同じ文字列のものであっても、内部的には別々の領域に別々のタグとして格納されるので、できるのは当然できるのですが。
これが foobar2000 で、別々の CUE シートとして2枚の CD が認識されるのであれば、例えばシークレット・トラックなんかを適切に表示・分割した CUE シートを、オリジナルの CUE シートとは別に埋め込んでおけるので便利だと思ったわけです。
…結論から言うとダメでした。
「--cuesheet」は上書きされていくようで、最後に指定したものが採用され、「--tag-from-file」では最初に指定したものが採用される、というごく普通の結果に。

まとめ

で、最終的にはこんな感じで。
「flac.exe -f --delete-input-file -8 --replay-gain --cuesheet="FileName.cue" --tag-from-file="CUESHEET=FileName.cue" --picture="3|image/jpeg|||FileName.jpg" "FileName.wav"」。
埋め込んだファイルの取り出し(デコード)は次回に。

関連記事

【同じタグを付けた記事の一覧】
ソフト紹介 音楽管理 FLAC

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
最新コメント
Amazonおまかせリンク
カテゴリ
タグクラウド
Amazonお買い得ウィジェット
カレンダー
09 | 2017/03 | 10
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
月別アーカイブ
プロフィール

Author:電脳太助
Website:電脳スピーチ web

RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

サイト内検索
Ads by Google
FC2アクセスランキング
Ads by Google
FC2拍手ランキング
ユーザータグ

音楽管理(65)
ポータブル(57)
ソフト紹介(44)
プログラミング(42)
音声技術(41)
自作ソフト(34)
サイト運営(32)
FC2(31)
ブログ(30)
iTunes(26)
Windows(25)
LISMO(24)
音声合成(23)
音声認識(22)
x-アプリ(22)
電子ブック(22)
eラーニング(20)
バックアップ(19)
語学学習(19)
foobar2000(18)
ソースコード(17)
画像管理(15)
WindowsLiveWriter(15)
C++(14)
アフィリエイト(10)
DnspTools(10)
ウォークマン(9)
fi-6130(9)
FLAC(9)
Gracenote(8)
英語音読学習計画(8)
Prolog(8)
JavaScript(8)
ベクター(8)
雑記(8)
CodeBlocks(7)
SyntaxHighlighter(7)
TraConv(7)
wxWidgets(7)
spcbght(7)
DCP-J552N(6)
W63CA(6)
MP3Gain(6)
WinRT(6)
iGoinLM(6)
VirtualBox(6)
WindowsLiveMesh(6)
英語発音矯正実験(6)
ExactAudioCopy(6)
楽器演奏(5)
Mery(5)
LAME(5)
音楽技術(5)
GalateaProject(4)
LLVM(4)
nLite(4)
MIDI(4)
ホームページ(4)
WindowsLiveSkyDrive(4)
GalateaTalk(4)
PC-98(3)
カウンター(3)
AACGain(3)
iTCDini(3)
OverCutChecker(3)
拍手(3)
PK-513L(3)
UniversalExtractor(3)
アクセスランキング(3)
ImageCompositeEditor(2)
アクセス解析(2)
OCR(2)
qtaacenc(2)
資格試験(1)
AquesTalk(1)
AquesCmdDl(1)

FC2アクセスランキング
最新トラックバック
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
コンピュータ
113位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ソフトウェア
12位
アクセスランキングを見る>>
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。