英語発音矯正実験 第一文

2013年05月12日(日)20時20分

3週間経過

前回「英語音声認識によるカタカナ発音の矯正実験を開始」において、「Windowsの音声認識機能で訓練すれば、正しい英語の発音を習得できるか?」という課題に挑戦してみよう、というようなことを書きました。
それを書いたのは4日前なのですが、実は始めたのは前々回「音声合成して音声認識するスクリプト」を書いてほどなくの頃で、既に今日で3週間近く経過しています。

一歩も進めず

実験内容は前回書いた通り、「DUO 3.0」に掲載されている560本の英文を、全て認識させられるまで頑張る、というものです。

が、その第一文である「We must respect the will of the individual.」の時点で早くも足止めを食っている状態です。
つまり、この3週間の間、一日も休まず、毎日毎日何時間も、「We must respect …、We must respect …」と唱え続けているにもかかわらず、一度も成功したことがないのです。

We

当初、認識結果の文章は、ほとんどの場合「dream of」で始まっていました。
何を言っているのかわからないかと思いますが、書いている自分でも理解不能です。
要するに「We」という、中学生でも、いや、小学生でも普通に知っているような単語ですら、まともに発音できていなかった、ということです。
仕方がないので発音記号を調べ、その発音記号をどのように発音すればいいのかを調べ、「唇を突き出すように…」と、「We」のみを繰り返し練習することで、これは比較的簡単に認識させられるようになりました。

must

次に「must」ですが、これがなかなか認識されず、第一の関門だったといえます。
当初は高確率で「not」となり、連続子音「st」を意識的に強調するようにしても「lost」としか認識されず、「must」は数百回に一度見るか見ないか、というような状況でした。
つまり自分は、「M」の発音ができていないようで、実際、「M」を含む単語でいろいろと確認してみても、大体が「B」か「L」として認識されていました(そしてこれは未だに変わってません)。
仕方がないのでこれも発音記号を調べ、「口をふさぎ、鼻から息を抜き、"ン"を頭に付ける感じで…」と、さまざまに試行錯誤するものの、全く改善しませんでした。
ところが1週間ほどたったある日、特にこれまでと何も変えた記憶がないにもかかわらず、なぜか少しだけ認識率が上がりました。
その理由は未だに自分でもわからないのですが、しかし、それからどんどん認識率が上がり、今では「we must respect the」までは、ほぼ確実に狙って出せるようになりました。

respect

この「respect」は、なぜか当初から認識率が高く、高確率で見ることができていた単語です。
日本人は「L」と「R」の発音が…、みたいな話をよく聞きますので、これは難しいだろうと思っていたのですが、よく考えれば「lespect」という単語がない以上、その区別で混乱することがないのかもしれません。
とはいえ、初めのうちは、よく「dispatch」等と誤認されてはいました。
これを何度も繰り返して確認した結果、どうも自分の「L」または「R」の発音は強すぎるようで、これを意識して「ラ行」で発音すると、何故か「D」系列の音として認識されることがわかりました。
そこで、子音「R」を意図的に無視し、あえて「ウィスペct」といった感じで発音すると、格段に認識率が上昇しました。
ただ、自分では「ウィスペct」と発音しているつもりですが、録音音声で確認すると、どう聞いても「リスペct」にしか聞こえませんので、舌の位置等が偶然「良い形」になっているようです。

will

これが第二の難関、というべきか、いまだに突破できていません。
ローマ字読みにこだわって、「ウィル」「ウィゥ」「ゥイル」等と発音すると、高確率で「real」になります。
そこで、なるべく「聞いたまま」に発音するようにしてみると、「well」や「wall」になりました。
が、「will」にはなりません。
で、これも試行錯誤を繰り返した結果、唇をすぼめ鼻からも息を抜きながら「ダ、ウー」と唸るようにすると、「the will」と認識することがわかりました。
…なのですが、これは単体でのみ認識可能で、文章に組み込む場合は、その前後で明確に一区切り入れなければならず、しかも、どう聞いても「will」どころか英語にすら聞こえません(ただの唸り声)。
そのため、とりあえずこの「ダ、ウー」を起点に、少しずつ変形させながら落としどころを探っていたのですが、これも特に「コツをつかんだ」というような感覚がなかったにもかかわらず、数日前に「ほんの少しだけ」認識率が上昇しました。
それで、これは「must」のときのように、これからどんどん向上していくパターンか!?とかなり期待したのですが、それ以降は特に変わりなく、今のところ「少し上がった」だけの状態が続いています。

individual

最後の難関、というべきか、超強力なラスボスとして君臨しているのが、この「individual」です。
これはなんと、今まで万単位で唱え続け、挑戦しているにもかかわらず、未だに「ただの一度も」認識に成功したことがありません。
これまでに何度唱えても「in the VTR」等としかならず、どうすればこれを「一語」として認識させることができるのかすら、現段階では見当もついていない状況です。

カタカナ英語の呪縛

ということで、ある程度予想していたとはいえ、それでも、自らにかけたカタカナ英語の呪縛の強さ、あるいは自分の不器用さや頭の固さを、甘く見すぎていたようです。
少しずつ改善されてはいますが、しかしながらこの調子では、数か月か、下手をすると一年経ってもまだ「We must respect …」と、最初の一文を唱え続けていそうな気さえします。
もしそうなると、「英語学習も兼ねて」という目的は到底かないませんので、このまま愚直に一文ずつ進めていく(といってもその一文すら進んでないのですが)という方針を貫くのかどうか、少し考え直す必要があるかもしれません。

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