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Lyric Show Panel 3(0.3.5.2)を使う

2013年02月04日(日)00時30分

Lyric Show Panel と 2 と 3

Lyric Show Panel というのは、Windows 用音楽再生ソフト foobar2000 に、歌詞の自動取得や表示機能を追加するためのコンポーネントです。
そしてこのコンポーネントは、無印(初代)と「2」と「3」で、それぞれに作者が違います。
どうやら、初代が開発停止状態に陥った後、別の方が初代のソースコードをもとに「2」を作り、それがまた開発停止状態になったため、さらに別の方が「2」のソースコードをもとに「3」を作った、ということのようです。
つまり、「Lyric Show Panel 3」の「3」は、「Lyric Show Panel」のバージョン「3」というより、「第三のLyric Show Panel」的なもので、その意味では、末尾の「3」までを含めた「Lyric Show Panel 3」全体で一つのコンポーネント名、といった感じかと思われます。

Lyric Show Panel 2

で、以前「Lyric Show Panel 3 を試す」という記事を書いたのですが、その時は結局、「Lyric Show Panel 2 に戻す」という結論になりました。
その大きな理由は、「歌詞の取得能力に大差がなかった」ためです。
そもそも Lyric Show Panel 3 を試す必要に駆られたのは、Lyric Show Panel 2 が開発停止状態となり、「2」が歌詞の取得元としていたサイトの仕様変更に追従できなくなったことで、歌詞の取得率が大きく落ち込んだことにありました。
しかしながら、当時の、まだ公開開始からそれほど経っていないころの Lyric Show Panel 3 は、ネットからの歌詞取得機能に関しては、単に「2」で取得できなくなっていたサイトを省いた程度だったのです。

Lyric Show Panel 3

そういうわけで、結局その後もずっと「2」を使っていたのですが、最近になって久しぶりに確認してみると、バージョンが「0.3.5.2」となっており、以前に試したとき(記録していなかったので正確なバージョン番号はわからないのですが、多分バージョン「0.1.x」とかそのぐらいだと思います)から状況もだいぶ変わっていましたので、今度こそ「3」に乗り換えることにしました。
ということで、今回は Lyric Show Panel 3 のバージョン「0.3」系のことについて書いていこうと思います。

歌詞取得能力が向上!

まず最初に書いておきますと、登録されている歌詞取得用サーバが以前に試した時より大幅に増加しており、そのおかげで洋楽・邦楽共に、タイムタグ付きの歌詞が表示されることが多くなりました。
もっとも、Lyric Show Panel 2 もメンテされない期間が長く続くうちに、登録サーバが次々と使用不可になっていった結果、最終的に「メジャーな洋楽のタイムタグ無しのものが取得できる程度」にまで低下してしまっていただけで、全盛期(というべきか自分が使い始めた当初)にはこのくらいのヒット率はあったのですが。
ともかく、前回はこの点に問題があったため、結局「Lyric Show Panel 2 に戻す」ということになったのですが、歌詞取得能力に関しては、その「全盛期」の Lyric Show Panel 2 と、少なくとも同程度には改善されていますので、今であれば Lyric Show Panel 3 の方が良いかと思います。
ちなみに 0.3.5.2 で「Online DB:」としてリストアップされている(つまり Lyric Show Panel 3 が歌詞の取得元としている)サイトは、以下のようになっています。

なお最新のベータ版では、歌詞の取得元を新たに作り出すための SDK(開発キット)が用意されているようです。
おそらくは新規サイトへの対応による歌詞取得率向上を目的としたものだと思いますが、これによって、標準の取得元サイトが仕様変更などによって取得不能となっても、ユーザーが独自に対応させることも可能になるわけです。
つまり今後、初代や「2」に続いて Lyric Show Panel 3 もまた開発停止状態となったとしても、以前よりは少し対策者が現れる確率が高くなるのではないかと思われます。
もっとも、「自分で対策する」という選択肢を選ばないのであれば、誰かが手を挙げてくれることを祈り続けることに変わりはないのですが。

インストール

開発本拠地は(多分)「http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=90338」で、コンポーネントのダウンロードは「http://www.foobar2000.org/components/view/foo_uie_lyrics3」からとなります。
ダウンロードしてきた ZIP ファイル(foo_uie_lyrics3-0.3.5.2.zip)を「Library → Configure → Components」の「インストール...」ボタン(日本語化していない場合は「Install...」ボタン)で指定します(「ライセンス」画面が表示された場合は「承諾する」します)。
「適用」ボタンを押すと「Applying these changes requires foobar2000 to be restarted.Continue?」と訊かれますので、「OK」すると foobar2000 が一度終了 → 再起動し、インストールが完了します。

インストール

Lyric Show Panel 2Lyric Show Panel 3 差し替え

自分の環境は「UI カスタマイズ編」で書いてありますが、DUI(Default User Interfaith)で Lyric Show Panel 2 を使用中ですので、これを Lyric Show Panel 3 に差し替えます。
まず、「View → Layout → Enable layout editing mode」をチェックして「レイアウト編集モード」に切り替えます。

レイアウト編集モード

次に Lyric Show Panel 2 コンポーネント上で右クリックし、「Replace UI Element...」を選択します。

コンポーネント置換

表示されたダイアログで「Lyric Show Panel v3」を選び、「OK」すれば差し替え完了です。

LSP2→LSP3

その後、「View → Layout → Enable layout editing mode」を再度クリックし、忘れずに「レイアウト編集モード」を終了させておきます。

「Panel preferences」と「Preference」

この後は自分の行った設定変更等を適当に並べていきたいと思いますが、その前に二種類の設定画面について。

「Panel preferences」

フォントや背景といった、歌詞の「表示方法」に関する項目を設定するものとなっています。
Lyric Show Panel 3 表示領域を右クリック、ポップアップ・メニューの「Panel preferences...」を選択することで表示します。
以降の説明で「Panel preferences」とある場合はこの設定ウインドウのことです。

Panel preferences

「Preference」

歌詞の取得先や保存場所といった、歌詞の「取得方法」に関する項目を設定するものとなっています。
Lyric Show Panel 3」表示領域を右クリック、ポップアップ・メニューの「Preference...」を選択することで表示します。
あるいは、foobar2000 のメニュー「Library → Configure」の「Tools → Lyric Show 3」でも同様です。
以降の説明で「Preference」とある場合はこの設定ウインドウのことです。

Preference

背景にアートワークを表示

foobar2000 を使うことに(UI カスタマイズ編)」で書いた通り、もともと「Lyric Show Panel」は「背景にアートワーク、手前に歌詞」という環境を作るために導入したものです。
ということで、「背景にアートワーク(ジャケット写真)」ですが、これは「Panel preferences」の Display タグで、右側にある「Background:」を「Image」とし、その下の「display cover art」が選択されている状態にすれば OK です。
「Keep aspect ratio」は、チェックを外すと表示枠内の縦横いっぱいまで画像が引き伸ばされるようになります。
例えば元画像が横長だった場合は、縦に引き伸ばされた状態で表示されるようになってしまいますので、通常はチェックしておくべきかと思います。
「Blend with background colour」は、背景色と画像を混ぜる指定で、例えば背景色が白だと白っぽい画像になり、黒だと黒っぽい画像になります。
これは多分、背景色を文字色が目立ちやすい色にしておくことで、「アートワークの色合いが文字色とかぶって歌詞が読みづらい」というような状態になるのを軽減するための機能かと思います。
ただ、せっかくのアートワークがくすんだようになるため、自分はチェックを外しています。

アートワーク表示

背景色の変更

初期設定のままですと、起動直後や横長画像表示時の上下の余白などは「白」になります。
しかし自分の場合、CD ジャケットをスキャナで取り込む際、裏当てを黒(「GT-8700F で方眼紙をスキャンして歪み検査」参照)にしていましたので、トリミングで余った微妙な余白も黒くなっています。
そのため、背景は黒の方が見栄えが良くなりますので、これを変更します。

背景色白

そのためにはまず、「Panel preferences」の Display タグ左側、「Colours and font」の「Select mode:」を「UI」から「Custom」に変更する必要があります。
その後、右側の「Background:」を一度「Plain colour」に変更し、出現する「Background colour」ボタンで背景色を変更します。

背景色変更

背景色が変わったら、「Background:」を「Image」に戻しても、その色が維持されます。

背景色黒

フォントのサイズと色の変更

フォントの変更は「Panel preferences」の Display タグ左側、「Colours and font」の「Select mode:」を「UI」から「Custom」すれば、その下に「Font」「Normal colour」「Highline colour」ボタンが出現しますので、ここから行います。
「Normal colour」は通常の文字色、「Highline colour」は現在演奏(歌唱)中の行を表示するための文字色です。
自分の場合は、「Font」を大きくし、「Normal colour」を水色(薄い青)、「Highline colour」はピンク(薄い赤)にしました。
これは、いろいろなアートワークを背景に表示しながら試行錯誤し、自分なりに見やすいと思った組み合わせですが、この辺りは手持ちの楽曲のアートワークに、どういう系統の配色が多いかで変わってくるかと思います。
それから、その下にある「Highline colour for unsynced lyrics」は、チェックしておくと、歌詞にタイムタグがない場合に、歌詞全体を「Highline colour」ボタンで設定した方の文字色で表示します。
これはまあ、「現在の歌唱位置がわからない以上、歌詞全体を現在歌唱中とみなすべき」というようなこだわりのある人向けかと思います。

文字に影をつける

「Panel preferences」の Display タグ中央、「Lyric display」の「Drop Shadow」をチェックすると、文字に「影」が付きます。
これは「見た目をカッコよくする」という以外に、実用的な効果もあります。
どういうことかといいますと、背景(アートワーク)の配色が、設定してある文字色とかぶった場合に、「影」を見ることで文字を判別できるのです。
そのため自分は、文字色として意図的に薄めの色(水色とピンク)を使い、「影」を文字にギリギリ重ならない程度(具体的には「Offset:2」)に付けています。
こうしておくことで、背景(アートワーク)が明るく、文字が見づらい場合でも、「影」のおかげである程度読むことが可能になっています。

行間を詰め上下のフェードアウトを停止

自分は foobar2000 を、比較的小さいサブ・ディスプレイ上においているため、一画面になるべく多くの情報を表示できるよう、行間を詰めています。
具体的には、「Panel preferences」の Display タグ中央、「Lyric display」の「Line spacing:」を、デフォルトの「4」から「0」に変更しました。
それから、同じ個所にある「Enable fading」のチェックも外しています。
この機能がオンになっていると、上下の画面端部分でフェードアウト(文字が薄くなる)効果がかかるようになります。
別にそれほど視認性が落ちるというわけでもないのですが、一応、実用性重視ということで。
ということで、ここまでの表示設定と、その設定で歌詞を表示ている様子は以下のようになります。

Lyric display歌詞表示例

スクロール速度の変更

「Panel preferences」の Display タグ中央下、「Scrolling」に「Scroll speed:」と書かれたスライドバーがあります。
標準では、少し「Slow」寄りの位置にあり、この状態ですと、「ゆっくりスクロールしたあと少し止まり、ゆっくりスクロールしたあと少し止まり…」といった感じの表示になります。
これを「Fast」にすると「素早くスクロールしたあと長く止まり、素早くスクロールしたあと長く止まり…」となり、「Slow」に振り切ると映画のスタッフロールのように、止まることなく流れていくようになります。
自分は、好みで「Slow」に振り切った状態に設定しました。
その下の「Enable scroll(unsynced lyric)」は、タイムタグのない歌詞をまるでタイムタグがあるかのようにスクロールさせるものですが、当然ながら正しい同期は望めませんし、自分にとっては不要な機能であるため、オフにしています。

表示領域の変更

「Panel preferences」の Display タグ右下、「Padding」の項で、「Vertical:」の数値を増やすと上下に、「Horizontal:」の数値を増やすと左右に余白が付きます。
例えば foobar2000 をサブディスプレイに置いている等で、画面の端が見にくいといった場合に、これで歌詞の表示領域を調整するというようなことに使うのかと思います。
ただ、自分の場合は、できる限り一覧性を高くしたいため、両方「0」にして画面端ギリギリまで表示させています。

歌詞の自動保存を停止

ネットから取得される歌詞は、タグ情報やローカルのファイルとして、自動で保存することもできます。
ただ自分は、形式や品質のばらつきが大きいこれらの情報は、一過性の「見流し」用として、ローカルに保存しないようにしています。
その設定は、「Preference」の「Lyric Saving」タブで行うことができ、ここの「Enable automatic save」チェックボックスをオフにし、さらに念のため、「Save Method:」を「Don’t save」にしました(挙動を想像するとどちらか片方でも設定すれば自動保存はされないのではないかと思いますが)。

歌詞ファイル検索フォルダの指定

ずいぶん前に「歌詞の設定はやめることに」で書きましたが、自分はライブラリにある楽曲の何割かについては、手打ちで歌詞ファイル(タイムタグのない純粋な TEXT ファイル)を作り、「アーティスト – タイトル.txt」のファイル名で、特定フォルダにまとめて保存してあります。
で、せっかくですから、ネットからタイムタグ付きの歌詞が取得できない場合には、この手打ちの歌詞ファイルを表示させたいわけです。
これは、「Preference」の「Lyric Serching」タブにある「Search order:」に「Local File search」を置き、その「Properties」で開くダイアログの下段、「Custom search path:」のテキストボックスに歌詞ファイルのあるフォルダを指定することで実現します。
その際、「Search sub-directories」にチェックを入れておくと、歌詞フォルダ内に存在するフォルダ以下に存在するファイルも対象となります。
逆にいうと、これをチェックしない場合、歌詞ファイルは全て、指定したフォルダ直下に置いておかなければなりません。
なお、「Search for this type of lyric:」のリストボックスを「Prefer synced」にしておくと、ネット上にタイムタグ付き歌詞があればそれを優先させることができるため、例え「Local File search」で歌詞フォルダを指定し、なおかつその位置が他の「Online DB: ~」より上位にあったとしても、ローカルの TEXT ファイルはタイムタグ付き歌詞が見つからなかった場合のみの表示となります。

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