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Portable-VirtualBox 4.1.22 を使う

2012年09月21日(金)01時00分

環境新規再構築

以前に「Portable-VirtualBox 3.2.6 を使う」という記事を書きました。
その後、VirtualBox はメジャーバージョンが「4」に上がり、それに伴ってデータの保存場所が変わったりもしました(「VirtualBox 4.0でデータの保存場所が変更された理由とは?」に詳しいです)。
そして一応、自身の Portable-VirtualBox 環境も新バージョンに(時々ですが)追従はしていたのですが、仮想マシンの設定データ類に関しては、面倒だったので古いバージョン「3」系で作ったものを、そのまま流用し続けていました。
で、それが原因なのかどうかはわかりませんが、少しずつ不調箇所が増えていき、最近では「よほど必要があるのでなければ起動したくないアプリケーション」になっていました。
具体的には例えば、「実機の CD ドライブや FD ドライブがエラーでマウントできない」とか「起動時に仮想ハードディスクが見つからないというエラーで使用不可(仮想マシンの設定 XML ファイルを書き換えて無理やり復旧させてました)」とか「起動中の仮想マシンがフリーズ」とか「場合によってはホスト OS ごとフリーズ」という感じです。
そういうわけで、一度最初から新規に環境を作り直すことにしました。

ポータブル版と通常版の併用について

本題に入る前に一つ。
Portable-VirtualBox 3.2.6 を使う」に書いたのですが、当時の Portable-VirtualBox は、すでに通常の VirtualBox がインストールされている環境で使用すると、通常版の環境が破壊される(起動しなくなる)という問題がありました。
しかし、現在のバージョンではこの問題は解消されています。
具体的には、VirtualBox がインストール済みの環境下で Portable-VirtualBox を起動した場合、ポータブル版の仮想マシン情報が読み込まれた状態で通常版が起動するようになっています。
その後、例えばポータブル版を終了させて通常版を起動した場合には、本来の通常版の登録状態で起動します。
つまり併用可能になっています。

Portable-VirtualBox のダウンロードと解凍

ということで、「http://www.vbox.me/」から Portable-VirtualBox の最新版をダウンロードしてきます。
2012年09月の時点では「Portable-VirtualBox_v4.1.22-Starter_v6.4.9-Win_all.exe」でした。
それを実行しますと、以下のような解凍(展開)先を選択する画面になり、ここで例えば「C:\」とすると、「C:\Portable-VirtualBox」フォルダが生成され、その中に Portable-VirtualBox に必要なフォルダ・ファイル群が格納されています。

Portable-VirtualBox解凍

VirtualBox のダウンロードと展開

しかし、この時点で「C:\Portable-VirtualBox」フォルダに存在しているのは「Portable-」の部分のみで、それとは別に「VirtualBox」本体も必要です。
そのために、まず「C:\Portable-VirtualBox」フォルダ中の「Portable-VirtualBox.exe」を実行します(「ユーザー アカウント制御」画面が出ますので「はい」する必要があります)。
それで出てくるのが以下の画面です。

Portable-VirtualBox言語設定

バージョン「3」系のころは、初回起動までは英語で頑張る必要があったのですが、今は日本語でも使えるようになっています。
というわけで、「Search」して「.\data\language」フォルダ(最初からここが開いています)から「japanese.ini」を選択します。
そして「OK」すれば次のようになります。

VirtualBoxダウンロード

ここで最初に「VirtualBox インストールファイルのダウンロード」をします。
すると、本家?から「VirtualBox.exe」が「C:\Portable-VirtualBox」フォルダにダウンロードされます(100MB 近いサイズのファイルですので少し時間がかかります)。
そしてダウンロード終了後には、「VirtualBox インストールファイルのパス...」となっていた場所が、ダウンロードした「VirtualBox.exe」のパスである「C:\Portable-VirtualBox\VirtualBox.exe」に変更されています。
なお、この「VirtualBox.exe」はこの後の作業が終了したときに自動で削除されてしまうため、必要があればこの時点で別の場所にコピーをとっておきます。
で、32 ビットか 64 ビットの選択をしますが、せっかくポータブルですので「いろいろな環境に対応できるように」と、「32 ビットシステム用のファイルを展開します」と「64 ビットシステム用のファイルを展開します」の両方にチェックしておきました。

Portable-VirtualBoxパッケージ選択

準備が済めば「OK」で展開(この処理にも少し時間がかかります)が始まり、処理が終了すれば Portable-VirtualBox のウインドウと「VirtualBox.exe」が消えて、準備完了となります。

初回起動

改めて「C:\Portable-VirtualBox」フォルダの「Portable-VirtualBox.exe」を実行しますと、いよいよ VirtualBox が起動します。
…のはずだったのですが、今回はなぜか「すべてのパスが適応できるように、再度 VirtualBox を起動してください!」という下記のようなウインドウが表示されました。

Portable-VirtualBoxパス適応

これまでこのようなメッセージは見たことがなかったのですが、一応、一度起動した VirtualBox を終了させ、再度起動させます。
これでやっと、はれて「初回起動」となります。

VirtualBox初回起動

Portable-VirtualBox の設定

Portable-VirtualBox は、Portable-VirtualBox というソフトウェアが VirtualBox というソフトウェアを起動する、という「二階建て」の構造になっており、基本的に「Portable-VirtualBox」と「VirtualBox」は別物です。
そのため、設定の類もそれぞれ別々に行うことになります。
ということで、まず Portable-VirtualBox の設定を行います。
その方法は、起動時に少しの間ポップアップで表示されていますが、タスクトレイ(通常画面右下)にある VirtualBox アイコンを右クリックし、「設定(CTRL + 5)」をクリックします。
あるいは起動中の VirtualBox がアクティブの状態で、「Ctrl キー + 5キー」を押しても出ます(「5」はテンキー不可です)。

Portable-VirtualBox設定

で、その設定ですが、とりあえず「アップデート」タブの「オンラインアップデートなしで VirtualBox を起動」に変更しています。
これは個人的な趣味で、アップデートは自分でタイミングを見て、好きなとき(あるいは暇があるとき)にしたいからです。

Potable-VirtualBoxアップデートタブ

ここでもし、ほかの設定も変更する場合には少し注意が必要です。
というのも、この設定ダイアログは「全設定を済ませた後でまとめて保存」ができないのです。
保存せずにタブを移動すると、そのタブでの変更点は元に戻されてしまいますので、複数項目について変更を行う場合には、タブごとに「保存」してから別タブ項目の変更に移る、という手順で行う必要があります。

VirtualBox の設定

そして VirtualBox 自体の設定ですが、これは「ファイル → 環境設定 → アップデート」で「アップデートを確認」を無効化だけしています。

VirtualBoxアップデートタブ

これで一通り設定終了で、自分はこの状況で使用しています。
あとは雑記的な内容をいくつかメモしておきます。

アップデート

Portable-VirtualBox は、VirtualBox のバージョンアップに少し(ときに大きく)遅れて追従します。
アップデートする場合は、本体の構造が大きく変わった、というようなことでもなければ、新しいバージョンで上記の設定を済ませた環境を作り、「Portable-VirtualBox\data\.VirtualBox」フォルダを削除(または別の領域に退避)し、旧バージョンの「.VirtualBox」フォルダを持ってくれば OK(のはず)です。
なお、この「.VirtualBox」フォルダは先頭にドット(ピリオド)が付いているのですが、これをウインドウズで作るのは面倒で、下手にリネームで一時退避やバックアップをしようとすると困ることになったりしますので、なるべくフォルダごと移動・コピーするようにし、リネームはしない方が無難です。

USB サポートについて

仮想マシン内で USB 機器を使用する場合には、設定画面「USB」タブで「USB サポート有効で VirtualBox を起動」しておく必要があります。

Potable-VirtualBox USB タブ

この機能を有効化した場合、その PC 環境での初回起動時に、以下のような USB ドライバ組み込み許可画面が出ますので、ここで「インストール」して許可する必要があります(「VirtualBox USB」という名称のドライバが組み込まれます)。

VirtualBox USB ドライバ

二回目以降からはこの許可画面は出ませんが、起動ごとのドライバ組み込みは行われますので、Portable-VirtualBox の起動に少し時間がかかるようになります。
とはいえ、USB 機器の使用は VirtualBox の利点の一つでもありますので、有効にしておくのもいいのではないかと思います。
もっとも、自分はこれまでに仮想マシンで USB 機器を使ったことがないため、これで本当に USB 機器が使用可能なのかはわからないのですが。

ネットワークサポートについて

もう一つ、設定画面「ネットワーク」タブに「ネットワークサポート有効で VirtualBox を起動」という項目があります。
最初に書いておきますと、別にこれが無効でも仮想マシンからインターネットに繋げたりはできますので、普通の使い方であれば有効化する必要なありません(何を持って「普通」というかという問題はありますが)。

Potable-VirtualBoxネットワークタブ

これも同じく、有効化すると初回起動時にドライバ組み込み許可が要ります。
その際、以下のように似たようなものが続けて出るため、バグってループしているのかと思ってしまいますが、三つ「インストール」すればちゃんと終わります(「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」という名称のドライバが組み込まれます)。

Oracle Corporation ネットワーク アダプター その1

Oracle Corporation Network Service

Oracle Corporation ネットワーク アダプター その2

そして、これを有効化している場合、VirtualBox の「ファイル→環境設定→アップデート」の「ホストオンリー ネットワーク」欄に「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」という項目が現れます(無効のときはここは空欄です)。

VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter

で、これがなんなのかという話ですが、通常 VirtualBox 内の仮想マシンは、ホスト PC のインターネット回線に相乗りするような形でネットワークに繋がっています。
ただ、その場合「仮想マシン → 外部(インターネット)」は可能ですが、「外部(ホスト PC) → 仮想マシン」というアクセスができません。
そこで、この「ホストオンリー ネットワーク」という機能を使うと、ホスト PC の(仮想的な)LAN カードに仮想マシンが接続されているような状態になり、「外部(ホスト PC) → 仮想マシン」が可能になる、というようなもののようです。
つまり、ネットワーク系のソフトウェアやサービスを開発しているような方が、テストのために使ったりする機能であると思われます。
最初にも書きましたが、これがオフでもインターネットへの接続は可能ですので、特殊な使い方をしない限りは有効化する必要はないと思います(次項で述べるちょっと気持ち悪い現象もありますので)。

Portable-VirtualBox は本当に「ポータブル」か?

前項で書いた「ホストオンリー ネットワーク」ですが、これを有効化した状態で Portable-VirtualBox を使用している場合、起動するごとに「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter #2」「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter #3」と、インストールされるドライバの末尾に連番が振られ、しかもそれがどんどん増えていく、という少しイヤなことになります。
これは、Windows で同じドライバを入れなおしたときに発生する通常の挙動であり、つまり Windows が、「前回と同じ型番の別個体かもしれないので、前回と同じ個体が再度追加されたときに備えて、これは別のドライバとして登録しておきます」ということをしてくれるわけです(迷惑なんですが)。
言い換えると Windows は、例えそれをアンインストールしたとしても、「このドライバをインストールした」という記録を、その後もずっと保持し続けるということです。
「ポータブル」というのが、単に「持ち運べる」あるいは「どの環境でも同じ設定で使える」ということであれば、Portable-VirtualBox は「ポータブル」に間違いありません。
しかし、「ホスト環境を汚さない(使った痕跡を残さない)」というところまで含めるのであれば、ネットワークサポートを有効化してしまうと、少なくとも「ドライバをインストールした」という情報が残ってしまいますので、神経質にこだわる場合は「ポータブルではない」といえるかもしれません。
もっともこれは、Windows という OS の構造の問題であって Portable-VirtualBox がどうこうという話ではありませんし、細かいことを言えば「USB メモリを挿した」というだけでもその情報は Windows に残りますから、厳密に「何の痕跡も残さない」というのは、Windows ではほとんど不可能に近いことではあるのですが。

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