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Win7 の VHD ブートと稼働中のコピー

2012年04月07日(土)07時27分

VHD ブート

もう次の OS である Win8 が見えてきたこの時期になって、いまさらながらメイン PC の OS を WinXP から Win7 に変更しました。
といっても、今まで使っていた WinXP 環境はそのまま残してあり、新しくインストールした Win7 は VHD ブートにしています。
「VHD ブート」とは、OS 全体を一つの VHD ファイルに格納し、それをハードディスクとみなして起動することです。
「VHD」というのは Virtual Hard Disk の略で、つまり仮想的なハードディスクです。
起動後は VHD ファイルが C ドライブとなり、その VHD ドライブ書き込まれている本物のハードディスクは D ドライブになります(接続されているハードディスクの数などにもよりますが)。

VHD ブートの利点と難点

この「VHD ブート」の利点は、なんといっても「バックアップと復旧が楽である」という点につきます。
なにしろ、バックアップもリストアも、「VHD ファイルを一個コピーするだけ」で済むのです。
もっとも、VHD ブートした Win7 上で、自分自身が格納された VHD ファイルを上書きすることはできませんので、リストア(復旧)する際には、どうにかして VHD ファイルを操作するための別システムを用意する必要があります。
また、「VHD ファイルを一個コピーするだけ」といっても、その「一個」は小さくとも十数 GB にはなる「一個」ですので、コピーするにもそれなりの時間はかかります。
さらに、例えば「Win7 の上位エディションでしか利用できない」「実ドライブより読み書き性能が劣る(微々たるものですが)」「休止やハイブリッド・スリープが使えない」「Windows エクスペリエンス・インデックスの評価値が出せない(計算途中でエラー)」…等々、他にも難点は結構あったりしますが、やはりこのバックアップの簡単さと確実さには代えがたいものがあります。

自己複製

で、ここからが本題なのですが、すでに書いた通り、VHD ブート中は自身の VHD ファイルを上書きすることはできません。
ですが、なぜかコピーはできたりします。
つまり、稼働中の OS の複製を作ることがてきるのです。
そして、そのコピーした VHD ファイルからの起動も可能でした。
ただし、起動時に「Windows が正しくシャットダウンされませんでした。~」という、いわゆる「Windows エラー回復処理」画面になりましたので、「Windows を通常起動する」を選択して起動させましたが。

安全性は?

また、確認のためにあえてコピー中の C ドライブに、コピーしている数十分間にわたって、手作業で「00.txt」「01.txt」「02.txt」…と、新規 TEXT ファイルを「50.txt」ぐらいまで作ってみました。
そうしてコピーした VHD ファイルで起動させてみたところ、「03.txt」までが残っており、あとはコピーされていませんでした。
このことから、コピーを開始した時点での状態で固定されて複製が作られる、というようなわけではないようです。
これですと、場合によってはファイル・テーブルに矛盾が生じるような可能性もありそうですし、やはり、バックアップは終了状態のものを別システムでコピーするのが無難であると思われます。
まあ、無茶をせず安静な状態で複製を作れば、とりあえずは起動可能なコピーができることはできましたので、なにか「使い捨て的なテスト環境」の構築程度には使えるかもしれません。
ちょっとコピーして bcdedit コマンドでブート指定するだけで済み、手軽ではありますので。

VHD ブートと「容量可変方式」

ちなみに、VHD ファイルの形式には「容量固定方式」と「容量可変方式」の二種があり、「容量固定方式」は文字通りファイルサイズがずっと変わらず、例えば「64GB の仮想ハードディスク」であれば、その VHD ファイルは最初からいきなり 64GB で生成されます。
これが「容量可変方式」の場合、生成時には数 MB で、その後、仮想領域に書き込んだ量だけ増えていくことになります(指定したハードディスクの最大容量までですが)。
そして、VHD ブートには「容量可変方式」も使用することができるのですが、ただし、「容量可変方式」であっても、起動中は常に最大サイズまで拡張された状態になっています。
もちろん、シャットダウン後には、元の「使った分だけ」のサイズに戻るのですが、ハングアップやブルースクリーンで正常終了されなかった場合などは、起動用 VHD ファイルは拡張されたままになります。

自己複製ファイルの容量増大と縮小化

このことは稼働中の VHD ファイルのバックアップにも当てはまり、コピーしたファイルは、仮想ハードディスク生成時に指定した容量まで拡張された巨大なものになっています。
ただし、自己複製ファイルにせよ異常終了ファイルにせよ、一時的に拡張されているだけで「容量可変方式」には違いありませんから、再度起動させて正常なシャットダウンを行えば、再び「使った分だけ」のサイズに戻ります。
しかしもし、取り回しをよくするため等の理由で、「コピー後は一刻も早く縮小したい」という場合には、diskpart の compact コマンドが使えます。
例えば「D:\VHD\Backup.vhd」にコピーしたとして、「コマンド プロンプト」を管理者として実行し、以下のコマンドを入力すれば、「再起動 → シャットダウン」を経ずとも元のサイズに戻せます。

diskpart
select vdisk file="D:\VHD\Backup.vhd"
compact vdisk

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