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foobar2000 を使うことに(UI カスタマイズ編)

2011年06月29日(水)23時48分

foobar2000 移行計画目次

基本は自作

これまでの作業で必要な機能はほぼそろい、最後に UI(ユーザー・インターフェイス=見た目)を変更しました。
foobar2000 の UI は(難易度が若干高いものの)極めて自由度の高いカスタマイズが可能になっており、ネット上では非常に凝ったつくりのスクリーンショットを大量に見つけることができます。
しかしながら foobar2000 は、他の同種の音楽プレーヤーソフトによくみられる「スキン」といった、出来合いの UI に簡単に変更できる機能は持っておらず、例えばどこかで気に入ったスクリーンショットを見つけたとして、自分もそれを使いたいと思った場合、基本的に自分でその見た目にするために必要な部品を集め、配置し、設定を書き換えて作り上げる必要があります。

DUI で

で、自分の場合ですが、基本的にデザインより機能重視な性格なうえ、公式や標準といった単語に弱いタイプで、また複雑・豪華な機能を必要としていないということもあり、DUI(Default User Interfaith)を使った、必要な機能を満たすだけの最低限の構成にしました(そもそもセンスもないということもありますが)。
この DUI というのは、その名の通り最初から標準で存在するユーザー・インターフェイス・モジュールで、基本的にあまり複雑なことができるものではなく、「凝った見た目」が必要なときは CUI(Columns UI)やそれに類するコンポーネントを入れて使う、というのがセオリーなようです。

アートワーク + 歌詞

その「必要最低限な構成」ですが、まず、せっかく全ファイルにスキャナで取り込んで作った比較的解像度の高い画像を埋め込んでありますので、アートワークをなるべく大きく表示したいというのがあります。
それから一応少しずつ整備を進めている歌詞も表示されているようにしたいと考えました。
しかし、「操作性」に関しては、大体において全曲シャッフル再生しかしませんので、極端に言えば再生ボタン一つあればそれで充分です。
また、最近はあまり CD も買わず曲も増えないので、メディア・ライブラリやプレイリストの類は、スペースがなければ(常時は)表示されている必要もありません。
ということで、構想としては、「背景全面にアートワーク」「手前に歌詞をオーバーラップ」「残った領域に再生曲情報」という感じになりました。

foobar2000 予定

Lyric Show Panel 2

そしてその構想を実現するために必要なものは、と調べてみると、Lyric Show Panel 2(foo_uie_lyrics2.dll) というコンポーネント一つで事足りることが分かりました。
この Lyric Show Panel 2、開発の本拠地?と思われる「http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=76968」のスレッド・タイトルで「crashware」と名乗っていたり、これまでに何人かの開発者の手を経たあと、現在(2011年6月)は開発中断状態であったりするようなのですが、とりあえず自分が使っている範囲では特に問題は発生していません。

Lyric Show Panel 2 の入手

プロジェクトが半放置状態なこともあってか、入手経路は複雑です。
とりあえずメインページと思われる「http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=76968」のトップには「foo_uie_lyrics2_0.4.6.12」と書かれたリンクがあるのですが、これはリンク切れになっています。
そこで、スレッドのメッセージを追っていくと、最後に開発を引き継いでおられた jano 氏の 「Dec 24 2010, 03:47」の投稿に 0.4.6.15 のソースコードがありました。
そしてそれがコンパイルされたものは、有志の方によって「http://foobar2000.xrea.jp/up/」の「up1145.7z」や「http://www.multiupload.com/RUMQI4M3V6」にアップロードされているようです。
というわけで、そのあたりから foo_uie_lyrics2.dll を入手し、foobar2000 のインストールフォルダにある「components」フォルダにコピーしておきます。

部品を配置

必要な部品はあっさり揃いましたので、それらを配置していきます。
まず、「View → Layout → Create scratchbox」でレイアウト変更用のウインドウ「Scratchbox」を表示します。

Scratchbox 起動 

「Scratchbox」の何も表示されていない部分をクリックし、出てきたウインドウの「Splitter (left/right)」を選択して画面を左右に分割します。

Scratchbox 部品 

さらに、分割された右側をクリックし、「Splitter (top/bottom)」を選択して上下に分割することで、計三分割とします。

Scratchbox 三分割 

続いて、分割左側をクリックして「Lyrics Show Panel v2」、分割右上をクリックして「Playlist Tabs」、もう一度右上をクリックで「Playlist View」、最後に分割右下をクリックして「Selection Properties」で配置完了です。

Scratchbox 完成 

「編集 → レイアウトを適用する」を選択すると「This will overwrite your main window layout with scratchbox contents. Continue?」と訊かれます。
これは「今の設定に上書き保存します」、つまり「元に戻せないですよ?」という確認なのですが、今使っているのは標準で付いてきたレイアウトで、これは「View → Layout → Quick setup」すればいつでも戻せますので、かまわず「OK」で適応し、「Scratchbox」ウインドウを閉じます。

Lyric Show Panel 2 にアートワークを表示

メイン画面の構成が済みましたので、次は個別にコンポーネントの表示内容等を設定していきます。
まずは「アートワークをなるべく大きく表示したい」を実現するため、Lyric Show Panel 2 の背景にアートワークが表示されるようにします。
分割画面左側で右クリックし「Settings」で Lyric Show Panel 2 の設定画面が開きますので、「Display」タグの「Background Image」チェックボックスをチェックして「OK」します(その下の「display cover art」がチェックされていることも確認します)。
これで歌詞の背景にアートワークが表示されるようになりますが、このままでは画像が上下左右に目いっぱい引き伸ばされて、いびつに表示されるため、もう一度同じ画面を開いて「Keep aspect ratio」チェックボックスにもチェックを付けておきます。
もう一つ、このままでは画像が白っぽく表示されます。
どうも Lyric Show Panel 2 の背景画像は、設定されている背景色とブレンドして表示されるようで、背景色が白だと白っぽく、黒だと暗い感じで表示されてしまいます。
それでとりあえず、設定画面「Display → Background color」で、(どっちつかずの)灰色に変更してみました(これはこれでくすんだ感じの画像になるのですが)。

歌詞表示の設定

まず、文字が小さく見づらかったので、分割左側「右クリック → Font」でフォントサイズを倍の18に上げました。
それから、手持ちの CD ジャケットをざっと見たところ、青系や黒系の濃いものか、そうでなければ白系が多いと感じましたので、歌詞をかぶせた時に文字が目立ちやすいよう、分割左側「右クリック → Color → Highline」を赤、「右クリック → Color → Normal」を黄に変更しました。

プロパティ表示内容の変更

分割右下には現在再生(選択)中のトラックのプロパティが表示されますが、ビットレートやファイルサイズは(自分にとっては)比較的どうでもいい情報ですので、スペース節約のためアーティストやタイトルのみに変更します。
分割右下で右クリックすると「Metadata」「Location」「General」の三つにチェックがついていますので、「Metadata」を残して後の二つはチェックを外します。
また、項目名も「Track Number」などは幅をとりすぎますし、さらに、自分にとっては「Total Tracks」や「Comment」等は必要ない情報ですので、これも省スペースのため、多少強引に「漢字二文字」に置き換えた上て絞り込むことにしました。
ということで、「Library → Configure → Advanced → Display → Properties dialog → Standard fields:」を「曲名=TITLE;演者=ARTIST;盤名=ALBUM;発表=DATE;分類=GENRE;曲順=TRACKNUMBER;範囲=SKIP;」に変更します。
元に戻したくなった場合の参考に、初期値は「Artist Name=ARTIST;Track Title=TITLE;Album Title=ALBUM;Date=DATE;Genre=GENRE;Composer=COMPOSER;Performer=PERFORMER;Album Artist=ALBUM ARTIST;Track Number=TRACKNUMBER;Total Tracks=TOTALTRACKS;Disc Number=DISCNUMBER;Total Discs=TOTALDISCS;Comment=COMMENT;」となっていました。

プレイリストの表示項目の変更

プレイリストの表示領域もあまりとらない予定であるため、標準のままだとアーティスト名とアルバム名しか見えなくなるので、これも自分に必要な情報メインに変更します。
「Library → Configure → Display → Default User Interface→ Playlist View」画面右上の「新規追加」ボタンで以下のように追加しました。

曲名 %title% left
演者 %artist% left
盤名 %album% left
発表 %date% right
分類 %genre% left
曲数 %tracknumber%/%totaltracks% right
時間 %length% right
範囲 $meta(SKIP) left

ただし、追加しただけではプレイリストの見た目に変化はありません。
プレイリストの項目名の部分を右クリックし、「Columns」の右側に表示される項目リストで、現在表示中の項目名のチェックを全て外し、新たに追加した「曲名」や「演者」にチェックしていきます。

幅の微調整をして完成

これで必要な項目の設定は完了しましたので、あとは分割した領域の境目をマウスでドラッグして、アートワークがなるべく大きく、そしてプレイリストがプロパティ表示を邪魔しない最大の高さになるように調整して完成です。

foobar2000 完成 

Lyric Show Panel 2 の小ネタ

Lyric Show Panel 2 は標準で、再生中の歌詞をネットから検索して表示してくれます。
で、その際見つけた歌詞を foobar2000 の設定保存場所に生成される「lyrics」フォルダに保存していきます。
もし、形式の統一されない、あるいは不正確なものや文字化けした歌詞ファイルで「lyrics」フォルダが混沌となることを避けたい場合は、Lyric Show Panel 2 の設定画面「Online search」タブの「Save scheme:」項目を「Save to the configration folder」から「Don’t save」に変更します。
また、邦楽の日本語詞も結構ヒットするのですが、激しく文字化けしている場合も少なくありません。

歌詞文字化け 

これらはどうも中国製日本語ファイルであることが多いようで、「右クリック → Codepage」の「Using codepage:」の項目を「936 (ANSI/OME - 簡体字中国語 GBK)」や「950 (ANSI/OME - 繁体字中国語 Big5)」等に変更すると、なんとなく読めるようになったりします。

歌詞コード変更 歌詞文字化け修正

必要であれば、この状態で「右クリック → Copy lyrics → Copy with stamp」するとクリップボードにコピーされますので、それをメモ帳にでも貼りつければ修正された文字列を取り出せます。
取り出した歌詞のなお化けている部分を修正し、前述「lyrics」フォルダに「アーティスト -タイトル.lrc」のファイル名で保存すれば、次からは修正済みの歌詞が表示されるようになります。

マルチモニタ

今回作った UI は実用本位のそっけないものでしたが、foobar2000 にはいろいろ便利なコンポーネントが存在しますので、手間とセンス次第で非常に便利な、あるいは美しい外見にすることが可能です。
ですが、foobar2000 に限らず、音楽プレーヤーの類は動画プレーヤーなどと違い、基本的に使用中ずっと再生画面を見ているということはなく、普段は他の作業中のウインドウの背面に隠れているかと思います。
そういう状態で「見た目に凝る必要はあるのか?」という話ですが、自分の場合マルチモニタ(一台の PC に複数のディスプレイが接続されている)環境で使っています。
少し小さめ(800x600)のサブ・ディスプレイを、再生ソフト(foobar2000iTunesx-アプリ)専用として常に占有させているため、別の作業をしていてもアートワークや歌詞が視界に入ります。
他にもいろいろと便利なので、マルチモニタは重宝しますし、お勧めです。

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非公開コメント

ありがとうございました

はじめまして。
こちらを参考に、foobar2000の設定をさせていただきました。
親切に書かれていたので、私でも設定することができました。
ありがとうございました。

Re: ありがとうございました

はじめまして、pon太さん。
コメントありがとうございます。
そしてお役にたてたことをうれしく思います。

foobar2000はいいですね。
多機能すぎて必要な情報を見つけるのには苦労しますが。
自分の場合、雑多なジャンルをシャッフルで聞いていますので
foobar2000のReplayGain(各曲バラバラな音量を統一する)機能が手放せません。

それから、ブログも拝見させていただきましたが、
ジャケット写真は確かバージョン1.1.7からは
foobar2000で楽曲ファイルに埋め込めるようになっています。
foobar2000のプレイリスト上で設定したいトラックを右クリックして
「Tagging → Attach pictures → Front cover」でOKです。

ただし、この方法は楽曲ファイル自体が画像を埋め込める形式でないとダメで
FLAC(自分はFLACを使っています)は確実に埋め込めますが、WAVはどうかわかりません。
しかし、画像が埋め込めない形式であっても、楽曲ファイルと同じフォルダに
「front.jpg」「cover.jpg」「folder.jpg」といったファイル名で画像を置いておけば
foobar2000はその画像をアルバムのジャケットとして表示すると思います。
あるいは「楽曲ファイル名.jpg」でも行けるはずですので、
これですと同じアルバム内で曲ごとに違う画像を付けたりもできると思います。
参考になりましたら。

それでは、よい音楽を!

再び、ありがとうございます

この画像埋め込みの方法、WAVでは、何度やってもダメでした。
画像の形式がいけないのだと思い、pngなどでやっても、ダメでした。

しかし、コメントを見て、FLACなら、一発で、画像を埋め込むことができました。
ありがとうございます。

エラーメッセージは、画像のフォーマットが悪いのではなく、音声ファイルが悪いと言っていたのだと、今になって分かりました。

ネット上の画質の悪い画像を拾ってこなければならないWAVよりも、
FLACをメインに聴こうかな、と思い始めました。
本当に、ありがとうございました!
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