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x-アプリと SonicStage CP のジャケット写真の扱い

2011年01月19日(水)21時55分

ジャケット写真の扱い

x-アプリSonicStage CP(x-アプリの前身にあたる音楽管理ソフトで、x-アプリでは使用できない OS や機器への対応のためか、x-アプリがリリースされた現在においてもダウンロード可能)ではジャケット写真の扱いが微妙に変わっています。
まあ、普通に使っている分にはほとんどどうでもいいような話なのですが、いろいろあって少し細かいところまで調べてみましたので、メモ代わりに。

SonicStage CP とジャケット写真

SonicStage CP では、一曲につき複数のジャケット写真が設定可能となっています。
さらに、例えば iTunes ではアートワークを複数設定した場合、その曲を代表する画像(フロント画像)は一枚目(最初に設定したもの)が採用されるわけですが、この SonicStage CP では複数設定したものの中から任意の一枚を自由に選択できるようになっています。
ただし、これは OMA 形式のファイルの場合のみで、MP3 や WMA では一曲につき一枚しか設定できません。

x-アプリとジャケット写真

その SonicStage CP がバージョンアップされ SonicStage V となり、さらにx-アプリとなるわけですが、この後者2つのバージョンでは、なぜかジャケット写真は OMA ファイルであっても一枚しか設定できなくなりました。
それで、例えば OMA ファイルのジャケット写真を、SonicStage CP とx-アプリで交互に変更した場合にどうなるのか、という話ですが、これには SonicStage CP やx-アプリの楽曲管理方法について知る必要があります。

OMA コンテナ

まずウォークマンやx-アプリ(または LISMO Port 等)を使っていると、拡張子が「.oma」や「.omg」となってるファイルを見かけることがあると思います。
これは OMA コンテナ(これが正式な名称なのかは知らないのですが)と呼ばれる規格に沿って作られた楽曲ファイルであることを意味し、この「OMA コンテナ」というのは、楽曲ファイルにアーティスト名やジャケット写真等のタグ情報を付加するためのファイル構造の決まり事です。
ウォークマンやx-アプリでは、この OMA コンテナを標準的な楽曲管理単位としており、ウォークマンやx-アプリだけを使うのであれば、基本的にこの OMA 形式のファイルで使っているのが一番いろいろできて便利、ということになります。
また、OMA といえば ATRAC、という印象がありますが、実際のところこれは別に ATRAC に限定した規格ではないため、拡張子は「.oma」で、中身は MP3 や AAC、あるいは WAV ということも可能で、そしてあり得ます。

MtData.mdb と Fringe フォルダ

SonicStage CP やx-アプリは、楽曲をファイルに埋め込まれたタグ情報のみで管理しているわけではなく、というよりどちらかというと埋め込みタグ情報は補助的なもので、管理自体は主に MtData.mdb というデータベースファイルに記録することで行われています。
そしてジャケット写真も、ファイルに埋め込まれた画像とは別に、「Fringe」と名付けられたフォルダに、200x200 のサイズに縮小した JPEG 画像として保存され、その保存先フルパス名を MtData.mdb に記録することで管理しています。
これは WAV 等のそもそもタグに画像が埋め込めないファイルへの対応等のためかと思いますが、画像を埋め込むことが可能な形式のファイルであっても行われます。

OMA コンテナとジャケット写真

以上のことを踏まえて、SonicStage CP やx-アプリでジャケット写真を追加したり削除したりと試してみたところ、以下のようなことがわかりました。

  • OMA コンテナには「複数枚の画像を格納できる領域(複数枚画像領域)」と、「一枚の画像しか格納しない領域(単画像領域)」の二ヶ所が存在する。
  • x-アプリでは、「単画像領域」の読み書きしか行わない。
  • SonicStage CP では、「複数枚画像領域」を読み書きし、「単画像領域」は書き込みのみ行う。
  • OMA コンテナには、「複数枚画像領域」のどの画像をフロント画像にするのか、という情報を記録する領域はない。
  • SonicStage CPにおいて、何番目の画像をフロント画像にするのか、という情報は、MtData.mdb に記録されている。

SonicStage CP では「単画像領域」は書き込みのみ」という点についてですが、これはフロント画像変更時に、選択されたフロント画像を「単画像領域」に書き込むということは行われますが、例えばx-アプリでジャケット写真を変更(つまり「単画像領域」のみ違う画像に変わる)しても、その変更された画像は SonicStage CP には表示されない、ということです(つまり書き換えはするが読み込みはしない)。

共存可能

なぜジャケット写真が二ヶ所で管理されているのか、という話ですが、多分この「単画像領域」は、ウォークマンがジャケット写真として認識する領域なんだと思います。
つまり、単なるウォークマン管理ソフト・ウォークマンへの楽曲転送用アプリとして使用するだけであれば、x-アプリがそうであるように、「単画像領域」だけを管理していればよい、というわけです(多分)。
しかしながら、おそらく SonicStage CP の時代にはまだ、Windows Media Player や iTunes に打ち勝って、ユーザーのメイン音楽管理ソフトの地位を獲得する、というような野心と可能性があり、そのために PC で常用される音楽管理ソフトとしての機能を充実させる目的で、複数の画像を追加できるようにもしてみたのではないか、と思われます。
その後、時代の趨勢がほぼ決し、SonicStage V になる時点で、割り切ってウォークマンの管理ソフトとしての機能を重視する、というような方針に変更され、それにしたがって、ウォークマンにおいては全く意味をなさない「複数枚画像領域」は、操作を複雑化し管理を面倒にする無駄なものとして、切り捨てられ放置されることになったのではないか、と。
他にも、「ライナーノーツ」機能の削除や「歌詞(歌詞ピタではない方)」機能の大幅縮小、あるいは「リリース年月日」が一度「リリース年」に短縮された(x-アプリでまた「月日」が戻りましたが)ことも、こういう方針転換によるものなのではないか?と思います。
もっともそのおかげ?で、ジャケット写真に関しては、SonicStage CP の複数画像管理機能と、x-アプリの単画像管理方式は、互いにあまり干渉することなく共存できるようになっています(「複数枚画像領域」が無視されるため)。

埋め込まれる画像

x-アプリSonicStage CP も縦横どちらかが 640 ピクセルを超えるサイズの画像は 640 ピクセルになるように縮小されて埋め込まれるようです。
またその際、x-アプリは縦横比を維持したまま長い辺が 640 ピクセルになるように縮小されますが、SonicStage CP では左右(または上下)に白の余白が追加された 640x640 の正方形画像となります。
そして BMP や GIF 等の画像を指定した場合であっても JPEG 画像に変換されて埋め込まれていました。

M4A ファイルへの対応

x-アプリで AAC ファイルを生成した場合、その拡張子は「.3gp」となりますが、iTunes が生成する AAC ファイルの拡張子は「.m4a」となります。
そしてx-アプリSonicStage CP ではこの M4A ファイルの取り込みにも対応しているわけですが、ただしアートワークに関しては取得はできますが埋め込みはできないようです。
もちろん Fringe フォルダでの画像管理は行われるため、画像を追加・変更した場合、x-アプリ(または SonicStage CP)上での表示は変化します。
ですが、楽曲自体の埋め込み画像はそのままであるため、例えばウォークマンをドラッグ&ドロップで使用している場合や、他のアプリケーションで読み込んだ場合には、x-アプリでの変更は反映されないことになります。

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