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マルチ・ディスプレイ向けの画像見開き閲覧スクリプト

2010年08月17日(火)23時38分

電子書籍の閲覧環境

fi-6130 と PK-513L によって始めた書籍の電子化プロジェクトは相変わらず停滞中なわけですが、「これはきっと電子化しても有効利用のあてがないためにモチベーションが上がらないせいだ」などと考えながら、「新型 Kindle、いいなあ」と Web で眺めたりしつつも、どうせいつもの優柔不断で購入には至らないであろうことは間違いなく、当面の利用手段・閲覧環境は PC となるわけです。
ということで PC での画像閲覧環境を考えよう、などと画像ビューアの情報をあさりながら、まあ、つまり目の前にある「やらなければならない作業」から逃げたりしています。

漫画ビューア

そしてこの手のジャンルのソフトに「漫画ビューア」等と呼ばれるタイプのものがあり、これはつまり画面を半分に分割して、左右に別々の画像を2枚見開きで表示するソフトです。
なぜそうするかといえば、通常書籍の1ページは縦長で、パソコンのディスプレイは横長ですから、普通に1枚だけ表示すると左右のスペースが余ってもったいない、ということで2ページ繋げて横長の画像にしてディスプレイいっぱいに無駄なく表示するわけです。

マルチ・ディスプレイ

で、少し話がそれますが、自分がメインで使用している PC は SXGA(1280x1024)の液晶を3枚横並び繋ぎ、それに少し小さいサブ・ディスプレイを加えた計4枚のマルチ・モニタ環境になっています。
このマルチ・モニタというのは「慣れると手放せない」といわれたりすることもしばしばですが、自分にとっても「まさにその通り」な、非常に便利なものとなっています。

ビューアの条件

そういうことなので、せっかくですから「見開き2枚」だけでなく、「各ウインドウに2枚ずつ計6枚、サブ・ディスプレイに一覧とかサムネイル」みたいな表示ができるものはないか?と探してみたのですが、有名どころの漫画ビューアをザザっと見てみた感じでは、条件に合致するものがないようなのです(見落としてるだけかもしれませんが)。
それに最近主流のワイド・スクリーンなモニタなら、見開き2枚どころか3枚ぐらい並べても入りきるんじゃないか?とかも思いますが、基本的に2枚のようです。
「実本をディスプレイ上に再現する」的コンセプトだと考えれば、「見開き2枚」は自然ではありますが、せっかくデジタルデータ化されているわけですから、「並べられるだけ並べる」というアプローチもアリではないかと。

まずはスクリプトで

「無いなら作るか…」ということで、こういうのは速度や自由度を考えて、ネイティブな実行ファイルで実装すべきだとは思うのですが、「手間かけて作ってみたものの案外使い勝手が悪く不便でした」みたいなこともありがちですので、まずはてっとり早くスクリプトで叩き台的なものを作ってみることにしました。
それが十分実用になるようであればそのまま使えばいいわけですし。

マルチ・ディスプレイあるいはワイド・スクリーン向けの画像見開き閲覧スクリプト

ということで作ってみた「マルチ・ディスプレイ向けの画像見開き閲覧スクリプト」ですが、自分のメインの環境である WinXP + IE6 では速度と画質の面で少し厳しいかな、という感じでした。
Internet Explorer もバージョン7からは、画像を比較的きれいに縮小できるため、Win7 の単画面(ネットブック)で使う限りでは結構使い物になりそうにも思えましたが。

スクリプトの概要

  • 画像表示用ウインドウを複数枚作り、それぞれのウインドウに順に画像を表示していきます。
  • 1枚のウインドウに表示されるのは2画像とは限らず、最も使用効率が高い枚数表示します(「使用効率が高い」とはつまり、各画像の高さを合わせて横に連結した画像を表示領域いっぱい配置してみて、画像の占有面積が最も大きくなる枚数のことです)。
  • 設定はスクリプト・ファイル自体を書き換えることで保存されますが、外部ファイルや最大保持期限1年のクッキーとしての保存も可能です。
  • 表示可能なのは指定フォルダ直下に存在する IE で表示可能な形式の画像ファイルです(今のところ複数階層フォルダや ZIP ファイルには未対応です)。
  • 表示画像の指定は、スクリプト・ファイルにドラッグ&ドロップするか、スクリプト・ファイルをSendToフォルダに置いて「送る」で行います(スクリプト起動後に選択するような機能はありません)。

となっており、基本的に BA Tファイルひとつで済むポータブルな仕様なので、不要であればスクリプトを削除するだけですから、気軽に試してみてください。

スクリプトの準備

MltView.txt ← 矢印左側の文字の上で右クリックし、「対象をファイルに保存(A)…」してダウンロードします。

MltView対象をファイルに保存

ダウンロードした「MltView.txt」を右クリックし、「プロパティ」を見て、「ブロックの解除」ボタンがあれば押して「OK」します。

MltViewブロックの解除

ダウンロードした「MltView.txt」の拡張子(末尾の3文字)を「txt」から「bat」に変更し「MltView.bat」とします。

MltView拡張子変更 

MltView.bat」に表示したい画像フォルダをドラッグ&ドロップするか、「MltView.bat」を SendTo フォルダ(Vista や Win7 なら「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo」、WinXP なら「C:\Documents and Settings\ユーザー名\SendTo」)にコピーして右クリックの「送る」コマンドで起動してください。

MltView 

キーボード操作

←/→ 画像一枚を1ページとして進み・戻ります。
↑/↓ 最端ウインドウに表示されている枚数を1ページとして進み・戻ります。
Page Up/Page Down 表示されている全画像を1ページとして進み・戻ります。
Esc/Space スクリプトを終了します。
Home/End 右開き・左開きを変更します。
Enter 表示ウインドウを追加した時などの強制再描画に使用します。
Delete 表示ウインドウを全て削除します。
0~9 ページ総数を10分割してそれぞれの先頭位置を表示します。

仕様やバグなど

表示ウインドウは「window.open」でなく「window.showModelessDialog」で作っています。
これは「window.open」だとセキュリティの設定次第で生成や破棄に制限がかかるとか、タスクバーにIEのタスクが大量に並んで見栄えが悪いとかそういう理由なのですが、その関係で生じた仕様上の制限やバグがいくつか。
まず、IE6 の環境では表示ウインドウにタイトル(本来は「View[0]」等と表示させている)が出ません(IE6 のバグらしいです)。
それと表示ウインドウの位置は、「dialogLeft」や「dialogLeft」の数値を読み出し設定することで、保存と再現を行うのですが、この数値が、どうもウインドウの最大化とか最小化の作業をしないと更新されないようで、表示ウインドウを作り、場所を移動させただけでサイズを変更せずにスクリプトを終了した場合、次にスクリプトを起動したときの表示ウインドウは、作った時の位置に再現されます。
そんなわけで、表示ウインドウの位置を移動させたときは、位置を記憶させるために「一度最大化してから元のサイズに戻す」ような作業が必要になります。
あと、メイン・ウインドウに画像一覧リストが表示され、これをクリックすることでその画像位置に飛ぶことができるのですが、そのメイン・ウインドウは「window.showModelessDialog」で作った表示ウインドウより手前に表示することができないため、表示ウインドウで隠れている場合はいちいち表示ウインドウを最小化しなければ操作できず、いまいち意味のない機能になっています。
もともとは「window.open」で作っていて、ホット・キーでメイン・ウインドウを手前に出すという仕様だったのですが、途中で「window.showModelessDialog」に変更してしまったためにこんなことに…。
メイン・ウインドウの位置を記憶するようにすれば、例えばサブ・ディスプレイに固定して使うということもできると思いますが、現状ではそうなっていません。
これは、ディスプレイ環境が変わった時に、既に存在しないディスプレイ位置で移動・固定されて操作できない、といった事故を防ぐためにそうしています(別に設定を初期化すればいい話なんですが)。

見本、ということで

とりあえず、どこかにこういう風な感じの高速できれいな画像ビューアがあったりしないかなあ、と。
あと、高さを合わせた全画像連結状態で、マウスのホイールぐりぐりで閲覧する「巻物モード」とか(これはあんまり実用性はなさそうに思いますが)。

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